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児童が八万湿地で田植え体験

2023年6月6日

所沢市の糀谷八幡湿地棚田で26日、児童の田植え体験学習会が行われました。

狭山丘陵にある同湿地の保全整備活動に取り組む糀谷八幡湿地保存会のメンバーが主催しました。同会は農業者の高齢化や担い手不足で荒れた湿地を戻そうと2004年に地元有志が設立。「里山風景」の再興を目指して、周辺の山林や河川の整備に取り組んでいます。

農業体験には、中村所沢副市長をはじめ、地元の所沢市立三ヶ島小学校5年生56人が参加しました。約10㌃の棚田でJAいるま野が提供した「コシヒカリ」の苗を植えました。水田が少ない同市では、田植え体験が初めての児童が多く、泥の感触に驚きの声が上がっていました。

同会の水村会長は「日本人の主食である米ができるまでの過程を体験してもらうことで、地元農業への理解を深めてもらいたい」と話しました。