いるま野NEWS

2024年1月9日

埼玉県坂戸市のイチジク生産者で構成する「大家いちじく倶楽部（くらぶ）」は、「いちじくソース」を今年も商品化し、ＪＡいるま野坂戸農産物直売所で１２月下旬から販売しています。

口当たりがなめらかでイチジクの甘みが活かされた中濃ソースと好評です。

原料にはＪＡ直売所などに出荷できない規格外の完熟したイチジクを使用しています。

規格外はジャムやジェラートに加工して販売していましたが、さらに付加価値を付けた商品を作りたいと２０１９年に商品化し、今年で５年目。

同俱楽部の長野さんは「今年も販売できてうれしい。コロッケやフライなどでおいしく堪能してほしい」と笑顔で話しました。

ソースの開発に協力した坂戸市農業振興課は、規格外などで捨てられてしまう農産物を６次産業化で活用することを推奨。

捨てる＝おっぽるという方言にちなんで「おっぽらん精神」で活動し、地域ブランド「オッポラン研究所」のロゴマークを与えています。同ソースもロゴマークを表示し、積極的にＰＲしています。

ソースは、３００ミリリットル入り５９４円で販売しています。