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地域の農家さん紹介
茶づくり親子鷹 受け継がれるこだわりの火入れ
狭山茶をもっと全国に広めたい所沢市 三ヶ島 加藤 康佑 さん
――康佑さんがつくる茶。一番のこだわりは?
私は、両親と妻の4人で茶園を営んでいます。耕作面積はおよそ2ヘクタール。栽培から製造、販売まで自社で一貫して行う経営スタイルで、香りと味を大切にしながら茶業に励んでいます。
中でも、火入れにはこだわりを持って製造しています。火入れとは、荒茶を仕上げ加工する工程のひとつで、香りと味を決める重要な作業です。甘みとうま味をバランス良く調整しながら仕上げていきますが、茶葉の状態も毎年違うため苦労することもあります。「味は狭山でとどめさす」と茶摘み唄でも歌われているように、狭山茶ブランドに恥じぬよう日々精進しています。