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JAいるま野広報誌
300号のあゆみ
広報誌『いるま野』は、平成8年4月の創刊以来、今月号で300号の節目を迎えました。JAや地域の情報発信ツールとして、組合員や地域の方々にも誌面を飾っていただきながら、皆さまとともに今日まで歩んで参りました。今月号の特集では、これまでの広報誌のあゆみを当時の誌面とともに振り返ります。
これまでのあゆみ
毎月約3万部を発行する広報誌『いるま野』。創刊以来、親しみやすい誌面づくりを心掛け、幾度かのリニューアルを行ってきました。また、皆さまに少しでも興味を持って読んでいただけるよう、毎号の表紙や特集記事は誌面の要として特に力を入れて作成してきました。
○平成8年4月号(No.1)
4月1日、JAいるま野誕生。同15日、広報誌『いるま野』創刊。
○平成10年1月号(No.22)
特集「いるま野の農の風景」
第1回いるま野フォトコンテストの入選者を紹介。コンテストは農の風景を後世に伝える目的に開催しており、現在も続いています。(13ページ下)
○平成10年6月号(No.27)
特集「21世紀に残すべきいるま野の緑」
農地や平地林の役割、JAの農政対策活動の取り組みを4回にわたって紹介。JAでは県と三富協議会を設立し、シンポジウムや落ち葉掃き等で平地林の必要性を訴えてきました。また、さまざまな農政課題を毎年各行政に要請しています。
○平成12年5月号(No.50)
創刊50号。「IRUMANO Scramble交差点」では、各地域の個人や家族、組合員組織の皆さんを2ページにわたって紹介。
○平成14年12月号(No.80)
特集「消費者に安全な農産物を」
生産履歴など産地を守る取り組みを紹介。この年は、JA共販出荷者の生産履歴の記帳と農薬チェック体制がスタートした年でした。
○平成15年5月号(No.85)
誌面リニューアル。「店舗紹介」がスタート。
○平成16年8月号(No.100)
創刊100号。今でも人気の料理レシピコーナーは当時、裏表紙に1品掲載。現在では多くの皆さまからの要望で、2品掲載しています。(17ページ)
○平成17年12月号(No.116)
特集「JA改革に女性の声を!」
JA運営に女性が積極的に参画する必要性などを訴えました。平成18年6月に女性参与が誕生し、JA運営に参画。現在、各地域から女性理事が7人選出されています。
○平成19年4月号(No.132)
特集「子ども料理コンクール」
第1回開催の調理風景や審査結果を紹介。コンクールは、農業への理解や食べ物の大切さなど食農教育の一環として開催し、現在まで13回開催しています。
○平成20年10月号(No.150)
創刊150号。「IRUMANO Scramble 交差点」の後身、「こんにちは みなさん」。「JA組織紹介」コーナーもありました。
○平成21年5月号(No.157)
誌面リニューアル。「表紙の人」や「生産者の人」(現:「彩耕の人」)コーナーがスタート。
○平成23年5月号(No.181)
特集「JAの結婚相談活動で100組の婚姻が成立」
結婚相談員の取り組みを紹介。現在も休日相談などを実施し、農業後継者を支援しています。
○平成24年12月号(No.200)
各直売所を紹介した「JAいるま野直売所めぐり」。この年は、大型直売所「あぐれっしゅふじみ野」がオープン。
○平成27年3月号(No.227)
特集「新本店オープン」
川越市今成にオープンした新本店を紹介。それまで分散していた本店機能を集中させ、業務の効率化をすすめました。また、同年は合併20周年を特集した記事も2回掲載しました。
○平成28年2月号(No.238)
合併20周年を機に表紙をリニューアル。それまでの「人」から「農産物」の切り口断面シリーズを採用。20周年記念ロゴも掲載しています。
○平成29年4月号(No.252)
誌面内容を大幅に刷新。表裏を使ったヨコ版のワイドな表紙を採用しただけでなく、レイアウトやデザインも変更し現在に至ります。
○令和元年12月号(No.284)
特集「准組合員懇談会を初開催」
准組合員の意見や要望を紹介。現在、JA組織・事業活動に積極的に「参加」「参画」してもらえるよう取り組みを進めています。
○令和2年6・7月合併号(No.290)
新型コロナウイルスの影響で、創刊以来初の合併号。急遽、直売組織連絡協議会会長のインタビュー記事を掲載するなど、コロナ禍の中、特別編集で発行しました。
懐かしのコーナーを振り返る
JAいるま野では、合併当初より各地域に広報通信員を配置し、組合員や地域の皆さまへの情報発信に努めてきました。管内各地の名所や文化財などにスポットを当てたものから、JA各施設を紹介したものまで、地域に特化した誌面づくりも広報誌『いるま野』の特長と言えるでしょう。
広報誌の新たな取り組み
広報誌『いるま野』は、正組合員世帯のほか、各行政や関係団体、また、支店に来店される准組合員や地域の方にもご愛読いただいています。これからも皆さまに愛される広報誌を目指すとともに、地域農業の維持・発展に貢献していくために、さまざまな広報媒体を通じた情報発信を進めて参ります。
◆今を伝えるJAコーナー
◆動画連動記事
◆対象別広報誌
受賞歴
○平成9年: |
JA全国広報大賞受賞、 |
○平成10年: | JAグループさいたま広報誌コンクール埼玉県知事賞受賞(広報部門) |
○平成14年: | JA全国広報大賞受賞 |
○平成15年: | JAグループさいたま広報誌コンクール埼玉県知事賞受賞(広報誌部門) |
○平成27年: | JAグループさいたま広報誌コンクール埼玉県知事賞受賞(広報誌部門) |
○平成28年: | JAグループさいたま広報誌コンクール優良賞受賞(広報写真部門) |
○平成30年: | JA全国広報大賞受賞(組合員向け広報誌の部)、 JAグループさいたま広報誌コンクール埼玉県知事賞受賞(広報誌部門) |
○令和元年: |
JAグループさいたま広報誌コンクール優良賞受賞(広報写真部門) |
300号の節目を迎えて
広報誌『いるま野』は、地域活性化につなげる重要な役割を担っていると考えています。地域農業やJA事業、組織の取り組みなどを伝えることで、地域の良さを組合員や地域の皆さまに再発見してもらうことを心掛け編集しています。
また、広報誌は組合員や地域の皆さまとJAを結び付けるための大切なツールでもあります。情報を共有することで、会話のきっかけや活動を広げるヒントにつながるよう、今後もより良い誌面づくりに取り組んで参ります。
秘書広報課 課長 稲村 由貴