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地域の農家さん紹介

糖度13度以上のスイカが人気!
栽培のポイントは〝土づくり〞にあり
今後も後継者らと協力し、より甘いスイカを栽培したい!
毛呂山町 箕和田 吉川 政雄 さん

ホウレンソウの状態を確認する吉川さん

出荷するホウレンソウの状態を確認。新鮮さを保つため、出荷調整作業も丁寧に行います。

―良質な農作物を育てるために大切なことは?

私は、約30アールの面積でスイカやホウレンソウ、ダイコンをひとりで栽培し、JA毛呂山農産物直売所に出荷しています。2月下旬まではホウレンソウとダイコンを出荷し、3月からはスイカの栽培が始まります。
16歳で就農し、すでに60年以上の月日が流れました。これまでさまざまな栽培方法を試してきましたが、いきいきとした農作物を育てるためには土づくりが最も重要だと感じています。露地栽培の場合、各々の農作物に適した堆肥を施用することがポイント。後はあまり余計なことはせず、自然の力を信じて待つのみです。

昨年のスイカ即売会の様子

昨年のスイカ即売会の様子。最高糖度は、何と16.2度だったとか!(吉川さん 左)

―今後の目標について教えてください。

7月から8月にかけて、スイカの収穫期を迎えます。JA毛呂山農産物直売所では即売会を開き、毎年多くの方でにぎわいを見せます。昨年は、平均糖度13度以上のスイカを約800玉出荷しました。県内外からの常連客も多く、人気を集めています。
糖度の高いスイカを栽培するためには、土づくりの他、肥料をまくタイミングや収穫時期の見極めも 重要になります。最近では、スイカ栽培の秘訣を2人の後継者に伝授しています。今後も引き続き、お客様に喜んでいただけるよう後継者らと協力し合いながら、より一層甘くて大きいスイカを栽培していきたいと思います。