いるま野NEWS

2019年2月18日

昔、所沢市には「東若菊（あずまわかぎく）」という地酒がありました。多くの市民に親しまれていましたが、戦後の混乱期に酒造会社が消滅し、その製造も途絶えてしまったそうです。

時は流れて平成８年、所沢の地酒を復活させようという有志が集まり「所沢の米で日本酒を作る会」が発足。市内にわずかに残る狭山湖周辺の米生産農家の協力を得て、醸造を五十嵐酒造（飯能市）にお願いし、平成10年純米酒『ゆめところ』が誕生しました。現会長の横山裕子さんは「日本酒は伝統文化、先人たちの知恵を後世に伝えなければならない」と熱く語ってくださいました。

その想いに共感する会のメンバーは現在107人。田植え・稲刈り体験、酒蔵見学などを通して「農」や「酒」の文化を学びつつ、皆で『ゆめところ』を育て楽しんでいるそうです。現在会員募集中、年会費は10,500円とのこと。(1.8L 4本または720ml 8本が付きます)

甘すぎず、辛すぎず、フルーティーな味わいが特徴のこのお酒、女性にもオススメです。販売や入会についての詳細は↓事務局：日野屋酒店までどうぞ。

【日野屋酒店】
Tel: 04-2922-2700　営業時間：9:00～19:00　定休日: 日曜・祝日

『ゆめところ』ホームページ

写真左：会長の横山裕子さん　右：日野屋酒店 飯島一彰さん