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ホウレンソウ出荷最盛期
2023年1月4日
JAいるま野管内で、県特産のホウレンソウの出荷が最盛期を迎え、需要が高まる年末年始に向けて、12月26日から31日までの6日間で約2.1万ケース(1ケース5キロ)が出荷されました。
主要産地の一つ、川越市のJA川越第一共販センターでは30日、生産者のトラックが長い列を作り、この日だけで合計約1600ケースが出荷され、敷地内は多くの段ボールで埋まりました。
農水省「作物統計」(令和3年産)によると、同県はホウレンソウの出荷量が全国2位。中でもJA管内は主要な産地として知られ、肥沃な土壌によって育った葉肉の厚さが特徴です。また、平束での荷作りにも力を入れているため、市場や量販店からも評価を得ています。
JAいるま野野菜一元共販連絡協議会ホウレンソウ部会の作付面積は、およそ170ヘクタール。350人以上の部会員が栽培し、年間約43万ケースが出荷され、関東圏をはじめ、盛岡や新潟、長野の市場などに出荷されるほか、JA直売所でも購入できます。
同部会の落合さんは「11月と12月で寒暖差が激しく、生育が心配されたが、栽培管理を徹底したおかげで品質と収量ともに良好だ」と笑顔で話しました。