お米のルーツを考える
先祖はおなじ?
最近、ユニークな名前のお米を目にするようになりました。しかし、調べてみると、みんな同じ先祖にたどり着くというのをご存じですか。
現在作られている多くのお米は、明治時代に作られていた当時のおいしいお米の代表「旭」と「亀の尾」という2つのひんしゅの血を引いています。
「おいしいお米」とひとくちに言いますが、おいしいお米を作るために、いろいろなひんしゅを掛け合わせるなど、さまざまな努力が重ねられて来ました。今でもよりおいしく、冷害、害虫に強いひんしゅの開発が進められています。
JAとお米
JAでは生産者の方と一体となって、安心で良質なおいしいお米をみなさまの食卓へお届けしています。
生産者と協力し、耕作地の土壌診断、施肥設計、 作付けの相談等を行い、丹精込めて育てられたお米を集荷、 検査、吟味をして選ばれたものを販売しています。 おいしいお米の生産から販売までの一連の 努力の他に、農地の環境に果たす役割もふまえ、 今後環境問題へも取り組んでいきたいと考えています。
お米と歴史
日本人にとって、なくてはならないお米だけど、その栽培が始まったのはいつのころからだか知っているかな。
それは最新の研究によると弥生時代か、縄文時代の頃、最初に東南アジアや朝鮮半島や台湾を経て北九州に伝わってきたといわれているよ。