田んぼの事

『キッズコーナー』
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()んぼのやくわりを(かんが)える

(こめ)(そだ)てる()んぼ。この()んぼには、(こめ)をつくるだけではなく、(つぎ)のような様々(さまざま)なやくわりがあります。

  • 大雨(おおあめ)のときには雨水(あまみず)をためて、水害(すいがい)防止(ぼうし)役立(やくだ)っています。
  • 日本全国(にほんぜんこく)()んぼがたくわえる(みず)(りょう)(やく)81(おく)トン。全国(ぜんこく)にあるダムの貯水量(ちょすいりょう)(やく)3.4(ばい)東京都民(とうきょうとみん)(みず)使用量(しようりょう)の37年分(ねんぶん))にもなります。
    もしこれと(おな)貯水量(ちょすいりょう)確保(かくほ)するためにダムをつくろうとすると、9兆円以上(ちょうえんいじょう)建設費(けんせつひ)必要(ひつよう)()われています。
  • ()んぼは、土砂(どしゃ)流出(りゅうしゅつ)(ふせ)ぎ、肥沃(ひよく)土地(とち)(まも)っています。()んぼは、(あめ)()っても表面(ひょうめん)(つち)(なが)しません。
  • ()んぼにたまった(みず)は、蒸発(じょうはつ)することで気温(きおん)上昇(じょうしょう)をおさえて、温度(おんど)調節(ちょうせつ)するはたらきもします。

日本(にほん)稲作(いなさく)がはじまったのは弥生時代(やよいじだい)以来(いらい)()んぼは(いね)をはぐくみ、自然(しぜん)動植物(どうしょくぶつ)()きる()として、日本(にほん)自然(しぜん)のサイクルには()かせないものなのです。